知っておきたい!ビジネスマナーの基礎7選

社会人として他者と関わりながら働いていく上で、ビジネスマナーは欠かせません。
今回は、社会人として身に着けておくべきビジネスマナーの基礎を7選ご紹介します。
社会人として他者と信頼関係を築きながら円滑に仕事をするために、ビジネスマナーの基礎を身につけましょう。

ビジネスマナーが必要な理由

社会に出ると、色々な世代、色々な価値観の方と関わり仕事を進めていくことが多くなります。お互いに気持ちよく、円滑に仕事を進めていくために必要なのがビジネスマナーです。
ビジネスマナーは、社会人として身に着けておくべき最低限のマナーであり、これらを心得ることで信頼関係を築くことが出来たり、より相手のことを知ることが出来たりします。
その人のイメージや評価が企業に対するイメージや評価へ直接繋がるのがビジネスの現場です。ビジネスマナーの正しい知識を身に着け、気持ちよく仕事を進めましょう。

ビジネスマナーの基本

1.挨拶は元気よく

人とのコミュニケーションは、挨拶から始まります。
明るく元気のいい挨拶は、相手に安心感信頼感を与え、その後の仕事にも良い影響を与えます。
「おはようございます!」と、明るく元気に自分から挨拶をすることから始めてみましょう。

シーン別挨拶の例

出社時、退勤時
出社時は「おはようございます。」、退勤時は「お疲れ様です。」と挨拶をしましょう。

外出時、帰社時
外出時は「外出します。」や「〇〇へ行ってまいります。」、送り出す側は「行ってらっしゃい。」と声を掛けましょう。
帰社時は「ただいま戻りました。」、帰社した方には「おかえりなさい。」と声を掛けると良いでしょう。

お客様にお会いした時
初めに「おはようございます。(こんにちは。/こんばんは。)お世話になっております。」と挨拶をしましょう。
その後お客様をご案内したり等対応をしましょう。

宅配便業者の方にお会いした時
「おはようございます。」や「お疲れ様です。」と挨拶をしましょう。

2.表情は明るく

暗い表情は相手や職場の雰囲気も暗くしてしまいます。
挨拶をする時、話をする時、明るい表情でいることで、相手に良い印象を与えるだけではなく、職場の雰囲気も明るくなるでしょう。

3.時間は厳守

社会人として、時間を守ることは最低限のルールです。
時間を大切にしている人は、仕事で関わる相手の時間も大切にしている事が伝わります。
逆に時間を守れない人は相手からの信頼を得ることが難しいでしょう。

4.話は結論から

円滑に仕事を進めるためには、要件をまとめて簡潔に話すことが重要です。
話す相手を敬う気持ちを持って、相手目線で話をしましょう。
自分の考えや意見、状況を正確に伝えるには「結論」「理由」「詳細」「結論」の順に話すことが効果的です。
話のゴールが見えている会話は、その後の詳細が頭に入りやすくなります。

5.「報告、連絡、相談」で状況報告

チームで行う仕事では、チームのメンバーが互いに進捗状況を把握しておくことが重要です。「報告、連絡、相談」の頭文字をとって、「報連相(ほうれんそう)」と言われていますが、それぞれ異なる場面や用途で使用されます。

「報告」業務の進捗状況や、結果等を伝えます。「何についての報告か」、「目的は何か」を明確に伝えましょう。

「連絡」業務に関する情報やスケジュール等を伝えます。「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように」が明確に伝わるように、情報をまとめましょう。

「相談」業務の不明点や疑問点、トラブル発生時等に行います。「何についての相談か」を明確にし、相手の時間やタイミングをうかがってから相談するようにしましょう。

互いに進捗状況を把握することによって、チーム全体でフォローが出来るので、仕事が停滞したり、ミスが発生したりすることを防ぐことが出来ます。
困ったこと、分からないことはすぐにチームのメンバーや上司に報告、相談しましょう。

6.身だしなみは相手に対する配慮

ビジネスシーンでは、第一印象が重視されます。
身だしなみが乱れている人は相手に不快感を与え、第一印象で信頼感や安心感を得ることが難しくなってしまいます。
仕事に適した服装、髪型であるか、もう一度チェックしてみましょう。

【身だしなみチェック表】
:清潔感が感じられるか。
服装:安心感や清潔感が感じられる色であるか。しわや汚れはないか。派手な色や過度な露出はないか。
:汚れはないか。
:きちんと整えられているか。
メイク:派手過ぎないか。

7.情報、デスク周りの整理整頓

必要な情報やモノがすぐに出せる、どこにあるか分かるように、情報とデスク周りの整理整頓は欠かせません。
普段から整理整頓を心がけておくことで、必要な情報やモノを探す時間や手間が省け、円滑に仕事を進めることが出来ます。

今回は社会人として身に着けておくべきビジネスマナー7選をご紹介しました。
様々な人と関わり円滑に仕事を進めていくためには、これらのビジネスマナーを身に着けることが最重要です。
ビジネスの現場では、自分の行動が個人だけではなく企業のイメージに直接影響することを意識して、正しいビジネスマナーを身に着けていきましょう。

次回はビジネスマナーにおける来客、電話対応や、名刺交換、コミュニケーション時に意識するべきポイントについてご紹介します!