こころの健康=「メンタルヘルス」を健やかに保つことは、自分らしく生き生きと暮らしていくために大切なことです。しかし、気付かないうちにこころが疲弊してしまっていたり、ある日突然体に影響を及ぼしてしまったりすることも。そうならないためにも、こころのストレスサインを把握しておきましょう。
こころが疲れている時に現れる「ストレスサイン」とは
こころの健康は、生活の質に大きく影響します。仕事や家庭の中でストレスを感じた場合は、我慢したり、これくらい大丈夫と軽視したりせず、心が疲れ切ってしまう前に対処することが大切です。
しかし、ストレスは人によって受け方が異なります。こころが疲れ切る前に、自分が疲れているかどうか、こころの不調としてのストレスサインへの気づきが重要なのです。「最近よく眠れない」「イライラすることが多くなってきた」というのは、こころのストレスサイン。では、具体的なストレスサインについて考えてみましょう。
あなたはこんな状態に陥っていませんか?代表的なこころのストレスサイン
こころのストレス
- 悲しみ、憂うつ感
- 不安感、イライラ感、緊張感
- 無力感、やる気が出ない
体のストレス
- 食欲がなくなる、痩せてきた
- 寝つきが悪い、朝早く目覚める、睡眠中に何度も目覚める
- 動悸がする、血圧が上がる、手足の裏に汗をかく
ストレスのある人の行動
- 消極的になる、周囲との交流を避けるようになる
- 飲酒、喫煙量が増える
- 身だしなみがだらしなくなる、落ち着きがない
このような変化が現れ始めたら、無理をせず、一度休んでみたり、好きなことをしてリラックスするなど、自分自身を十分に労わってあげてくださいね。
こころの健康を保つための15の習慣
こころが健康であるとは、「自分らしく生きられている」ということ。そして、自分らしく生きるとは、自分のありのままを大切にして生きるということです。
こころと体は密接に繋がっています。つまり、こころの健康を保つためには、体を健康にすることが重要です。自分に適した食事や運動・睡眠など、こころと体の両輪でメンテナンスしていくことが必要なのです。
こころの健康をキープする15のこと
1 | 6~7時間睡眠
寝不足でも寝すぎていても、肥満や生活習慣病、うつ病の危険性が高まります
2 |歩く
腕を振って肩幅以上の歩幅でリズミカルに30分以上の有酸素運動をしましょう
3 | バランスの良い食生活
30品目の栄養素を含んだバランスの良い食事を心がけましょう
4 |2種類の休養
身体を休める・英気を養うという2通りの過ごし方を心掛けましょう
5 |自分だけの休息時間
仕事の手を休めてリラックスする時間をつくりましょう
6 |ポジティブ思考
ポジティブに発想を切り替え、願いを叶えていきましょう
7 |マインドセット
成功する自分をイメージし、考え方や思考を整えてみましょう
8|小さなご褒美を
いつどんな時に自分にご褒美をあげるか決めてリストをつくりましょう
9|人間関係の整理
5年後10年後も付き合っていきたい人か、関係性の再構築をしてみましょう
10|願いが叶う手帳
未来に叶えたい夢や目標を書き出し、自分に刷り込んでいきましょう
11|香りの魔法
良い香りは癒されます。生活に香りを取り入れてみましょう
12|植物のパワー
植物の生命力とみずみずしさからパワーをもらいましょう
13|チョイスの変換
煮詰まっていたら、いつもの自分とは違う何かを選んでみましょう
14|芸術に触れよう
感性を枯らさないことは心の潤いにつながります
15|鏡の法則
自分の心をキラキラ輝く健やかな心にコントロールしていきましょう。人生は自分の心を映し出す鏡です
自分一人では生きていくことはできませんが、私たちの人生は自分だけのものです。人生を幸せにするのも自分なのです。今日も自分のこころと身体に感謝して、有意義な1日を過ごしていきましょう。「ありがとう」の数だけ、きっと人生は豊かになります。
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C-POWERグループ教育訓練事業部長。教員免許保有。障害のある方が、社会の中でどのように自立して生きていくかを一緒に考え、提案・サポートをしています。
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