ホームページの問い合わせ増加対策、どうしていますか?

IT Trends UpDate 【 連載 Topic 05 】

ホームページからの問い合わせ、営業メールばかりでうんざりしていませんか?
営業メールの方が多くて、肝心なお客様からの問い合わせを見失ってしまう…なんてことも起きてしまったり、最近ではお問い合わせフォームを狙ったサイバー攻撃もあります。
お客様からの問い合わせを得ることにも、単純にフォームを設置するだけではなく、一手間を加えることでより効率的・効果的なお問い合わせを得ることができます。今回はその手法をご紹介します。

1.アンケート形式にする

自由記述のお問い合わせフォームには、「文章を入力する」というハードルが上がります。フォームを設置した側とすると、「より詳しく聞きたい」という気持ちが入っている事は確かですが、でも実際に自分が問い合わせをしたい側でしたらどうでしょう。詳細を入力することに困難さを感じることは無いでしょうか。
最低限の聞き取りを行い、次のアプローチでより詳細を伺って信頼性を得るのも営業のテクニックのうちの一つです。特にスマートフォンでの検索して問い合わせる導線を考慮して、フォームのデザイン自体も縦に長くスクロールすること無く簡潔に問い合わせができるとよいです。
アンケート内容には期日の設定なども「3日間以内」「1週間以内」などといった具体的な期間を設けたり、似通った質問を減らすなどより入力を早められるように項目の検討を行いましょう。

2.データダウンロードを設ける

お客様が参考にできる資料をホームページからダウンロードしておけば、問い合わせを得たい人の知りたいことがおおよそわかります。
資料の種類を、サービスの概要・具体的な事例・サービス利用調査レポートなどの種類を設けることで、参考にした資料によるサービスへの興味関心、すなわちサービス利用の確度を推測することができます。データのダウンロードページを設け、問い合わせフォームを送信するとダウンロード資料を表示したり、またはダウンロードURLを自動返信するなどしてメールアドレスを獲得して、問い合わせ後にメールでフォローができるようにしましょう。
ダウンロード資料の作成は、問い合わせを得たい相手がどのような情報を求めているのかを定め、ダウンロード資料のテーマ決めを行う事が重要です。資料のタイトルでも何をまとめた資料なのかが一目でわかるようにしましょう。
ホームページの問い合わせが少ない…と感じたら、ホームページの掲載内容とフォームの改善を進めるようにしましょう。ダウンロード資料の作成については、下記の記事に詳細がまとめられていますのでぜひ参考にしてください。