プラシーボ効果とは?なぜ起きる?イメージの重要性や思い込みの力をご紹介

プラシーボ効果とは

プラシーボ効果は「偽薬(本当は薬ではない成分)を投与したにも関わらず、症状が回復したり和らいだりする現象」のことです。本来は医療用語ですが、今では日常生活でも使われ、「偽薬効果」「プラセボ効果」とも言われています。

ちなみに、プラシーボは薬理作用のない薬という意味ですが、語源はラテン語で「喜ばせる」という意味の単語からきているそうです。中世フランスでも「治療が難しい病気にかかった患者を喜ばせて、苦しみを和らげること」と定義されています。

「イタイのイタイの飛んでいけ~!」と言われた子どもが泣き止むのもプラシーボ効果の一種だそうです。

成功する自分を具体的にイメージする

プラシーボ効果には脳が強く関係しています。

ベン・シャナン博士らの研究では、脳の報酬中枢というところに焦点を当てた実験を行いました。報酬中枢とは、脳の「側坐核」という部分にあり、「欲求が満たされた時や満たされることが分かった時に活性化し、快楽を与える」神経系です。

やめられないくらい勉強大好き! という人は、きっと少ないでしょう。面倒だな~、嫌だな~と思ってしまうのは、「今の自分」に意識が向いているためです。やる気を出すためには、将来成功する自分を信じることが大切です。

このように、プラシーボ効果を発揮させるためには、目標を達成した時の自分の様子を具体的にイメージしてみることが必要です。「具体的にイメージする」ということを難しく考える必要はありません。
根拠はなくても、何となく「良いこと」が起こりそうな気持ちでスタートすればよいのです。そう考えると簡単ですよね。

プラス思考になることで苦手な勉強がはかどり、学力やスコアが伸びていく人が多いと言われています。良い変化が起こると「できる」という根拠が付くため、さらに自信が湧いて成功へとつながります。

成し遂げた自分の喜ぶ姿をクリアに考えられる人ほど、良い意味で思い込みが働きやすいということになります。

イメージは夢の実現を促す

ソフトバンクの孫正義氏が起業したばかりの頃に、「将来は豆腐屋のように、売り上げを1兆(丁)、2兆と数えるような会社にしたい」と2人だけの社員に向かって言ったそうです。
その自信を持って事業に果敢に挑んだ結果、一大企業になりました。2014年3月期には、営業利益が初めて1兆円を突破したと報じられたように、本当に言葉通りになったのです。

イメージには、夢の実現を促す力があります。「絶対にできる」と自信を付けるためには、他人でなく、自分で思い込んだり励ましたりすることが一番効果を期待できるのです。

人は、イメージに向かって進んでいく生き物です。そしてイメージは、やる気とモチベーションに変わります。無意識のうちに心と体が動き始め、実現に向けて現実が動き始めることでしょう。

成功に必要な情報も目に付きやすくなり、夢に向かう階段が目の前に現れます。「私はこうしたい」「私はできる」と、自分で自分を信じて行動してみましょう。