ITトレンドコラム 【連載 vol.02】
前回は、AIに関する用語について詳しくご説明しました。
前回もご紹介したように、AI技術の進化は多岐にわたり、ビジネスの様々な分野でも革新的な変化を見せています。業務効率化や、顧客サービス向上等、AIがビジネスに与える影響は多岐にわたります。今回は、ビジネスシーンにおけるAIの導入事例についてご紹介します。
需要予測、売上予測
顧客のニーズや過去の売上データ等、膨大なデータを分析、また、競合他社の動向や流行などの要素も考慮しながら、需要予測、売上予測を行います。多方面で膨大なデータから予測された正確な予測は、企業の販売戦略や、在庫管理、コスト削減など、企業の存続に大いに貢献します。
定型業務の自動化
データ入力や、経費計算等、決まった作業で実施方法が明確な業務は、AIによる自動化が可能です。何度も同じ作業を繰り返す業務は、ヒューマンエラーが生じやすいですが、AIを導入することでミスを防ぐだけではなく、迅速で正確に業務をこなすことができます。
紙書類のデータ化
画像、文字認識の技術を用いることで、手書き書類をデータ化することが出来ます。文字を読んで手動で入力する手間が省けるだけでなく、書類を保管するスペースも削減することができます。紙書類を削減することは、省資源化の動きにも貢献します。
チャットや電話による顧客対応自動化
チャットボットや音声認識技術を活用し、顧客からの問い合わせ対応をAIに任せることで、人手不足解消、顧客満足度の向上にも繋がります。よくあるお問い合わせはAI、複雑なお問い合わせは担当者が介入する等、問合せ内容に応じて柔軟に活用できます。
議事録等の文字起こし
音声認識技術を活用し、会議や打ち合わせの議事録作成を行います。参加者全員が会議や打ち合わせに集中できるだけでなく、記入漏れを防いだり、議事録作成の時間短縮ができたり等、時間と労力の削減に繋がります。
ITトレンドコラムVol.01「人工知能(AI)とは」では、AIに関する用語をご紹介しています。ぜひご一読ください!
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