メモ・タスク・管理表をひとまとめにする、超強力情報管理プラットフォーム
【Notion (ノーション)】

IT Trends UpDate 【 連載 Topic 03 】

Evernote、Google Keep、Dropbox Paperなど…デジタルで身の回りの情報をドカッと入れておくメモアプリを皆さん活用していますか? 
思いつくままにメモを入れておいてスマホですぐに検索できるのは、とても便利に感じられますよね。
ところでビジネスのそういった細々とした情報は、みなさんどのようにまとめられていますか?

各種サービスのログイン情報からスケジュール、管理表や手順書…ExcelやWord、グループウェアなどツールはあるものの、それぞれで管理して同じ情報が所々に点在していたり、「あの情報ってどこだった?」と情報を探すことに時間を掛けていることはありませんか?

Notionは「オールインワンワークスペース」をコンセプトに、あらゆる情報を統合する強力な情報共有ツールです。

マークダウン記法での文書作成はもちろんのこと、タスク管理、プロジェクト管理、表計算とあらゆるアプリで作成していた書類を、これ一つで作成することができます。
それぞれの書類でリンクを作って書類同士を関連付けることで、複雑でもわかりやすいデータベースを構築することが可能です。

またパソコンでは専用のアプリ、Webブラウザでも軽快に動作します。
またスマートフォンやタブレットでアプリでの編集も可能で、いつでも情報にアクセスすることが可能です。

基本的な操作としてはマークダウンでの文書作成ですが、ビューと呼ばれる情報の見え方を変化させることで、情報の価値を高めることが可能です。

SlackやChatworkで陥りがちな情報が流れていってしまう状態を、Notionなら検索しやすい形で残し、すぐに情報を活用できるように貯めることができます。
Google SheetsやFigmaなど他のサービスとも連携し、情報共有の幅が広がっています。

情報の共有も、編集している情報の右上にある共有ボタンでリンクを取得すれば、すぐにWeb会議をしている相手にも共有することが可能です。
複数人で同時編集も行える(有料版機能)ため、ホワイトボードのような感覚で議事録を書き込んでいくことも可能です。

使い道としてはメモだけではなく、社内Wikiやマニュアル、工程・タスク管理表やFAQなどのナレッジマネジメントに活用できます。
Webとの親和性も高く、業務のプラットフォームとしても活用できるレベルです。

個人で使用するレベルであれば無料で全ての操作が可能です。
まずは自分の業務メモとして導入して、業務ツールにも使えるか試してみてはいかがでしょうか。