請求書発行の今昔
仕事を無事に納品できたので請求書を送ろう、金額はいくらだったかな、見積書はどこだっけ。
ああ、あったあった、エクセルで作っていたね、エクセルの請求書に転記して印刷だ。
ハンコを押さなきゃ、封筒に入れて糊で封をして。封筒に宛名を書いて、おっと、切手を貼らないと。
そしてポストに投函しに行こう。
ここまでの作業、おおよそ10分ほどでしょうか。
この作業がクラウド会計ソフトfreeeを使うと10秒で終わります。
見積書から納品書へはワンクリックで変換でき、そして請求書の郵送もfreeeの郵送代行サービスを使えばワンクリックで終わります。
あなたの会社が10分かけて行っている作業を、競合他社は10秒で終わらせているかもしれません。
良いサービスのためにはDXは必然
近年、国内でもDX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が高まってきています。
これは大企業に限った話ではなく、中小企業も同様です。なぜでしょうか。
先程例に挙げたクラウド会計ソフトfreeeは月額3,980円(郵送代行サービスは別途1通150円必要)ですが見積書、請求書の作成、郵送代行サービスのほかに入金管理レポートや試算表などのレポートが充実しており、レシートもスマホのカメラで読み取るとある程度仕訳まで自動でしてくれます。
このように充実したサービスが、わずか月額3,980円で利用できる時代になりました。
会社の規模にかかわらず、ITを使える会社は当たり前のように使い、あなたの会社に挑んでくるのです。
あなたの会社が10分かけて請求書を印刷し郵送している間に、競合他社はお客様へのサービスや付加価値が高い仕事をしているのです。
クラウドサービスの普及により、誰でも利用価値が高いサービスを低価格でいつでも利用できる時代になっているのにもかかわらず、何かと理由をつけて変化できない会社は淘汰されていきます。
デジタルトランスフォーメーションは必然なのです。
まずは一歩踏み出そう
デジタルトランスフォーメーションへの第一歩は難しくありません。
それは、まず世の中にどんなITサービスがあるのか知ることです。
書籍やネットで調べるのもいいですが、身近にITに強い会社があれば聞いてみたり、オンラインで開催されている勉強会に参加してみるのもオススメです。
まずは、できるところからIT化していきましょう。
デジタルトランスフォーメーションできない会社は淘汰されていくと述べましたが、逆にデジタルトランスフォーメーションが他社に先駆けてうまくできれば、チャンスが広がります。
ITを活用し、人々の生活をより良い方向に変化させましょう。
株式会社チームゼット 代表取締役
10代の頃からプログラミングをはじめ、現在もプログラミングをしながら日々の開発業務に携わり、かつ後進プログラマーの育成支援にも務めている。