「大阪の仕事を岐阜でする、岐阜の仕事を福岡でする話」IT業界でもリモートサポート

IT業界でもコロナ禍でビジネス環境が大きく変化しました。弊社では、弊社社員をお客様企業へ常駐させ、システム開発のサポートをする仕事をしているのですが、コロナ禍になってからは常駐ではなく、リモートによるサポートにほぼ変わりました。

この身は遠く離れていても

私自身も現在、大阪の大手建機メーカーのITシステム構築プロジェクトに参加し、システム構築のサポートをしていますが、いつも作業は岐阜県多治見市の弊社事務所で行っています。
当初は大阪に単身赴任の予定でしたが、コロナ禍によりリモートで仕事をすることになり、はや1年が経過しました。

昨年10月に東京で社員を1人採用しました。
リモートで面接して採用を決めました。
いまだにリアルで1度も顔を合わせたことはありませんが、特に問題はなく、その子も頑張ってくれています。
そして、東京のお客様への営業もすべてリモートで行っていて、お客様にもリアルでは1度も会ったことはないのですが、契約をいただいています。

岐阜県多治見市の製造メーカーのシステム開発のお仕事は、弊社の福岡在住の社員が福岡で担当させていただいております。
リモート会議ツールで週1回ミーティングを行い、進捗状況の報告、課題の抽出、開発とPDCAサイクルを回し、システム開発を継続しています。

リモートワークで変わったもの、変わらないもの

リモートワークで必須になるリモート会議ツール、チャットツール、課題管理ツールは、コロナ禍になってから開発されたのではなく、コロナ禍以前にすでに存在していました。
ツールが変わったのではなく、人々のマインドが変わったのです。
そしてこの変化は、コロナ禍が終わっても元に戻ることはないでしょう。

変わったものもあれば、逆に変わらないものもあります。
コミュニケーションの方法は変りましたが、本質は変わりません。
相手の立場に立って考え、誠意を持って人に接する。これを忘れてしまうと、いくら方法を変えてもうまくいきません。

弊社は「ワクワクする仕事を創造し、お客様・協力会社・社員とその家族が幸せになろう」という経営理念を掲げています。
どうやったらお客様に喜んでもらえるのか、どうやったらみんなが幸せになれるのかという想いは、リモートでも必ず伝わると信じています。

本質を忘れず、変えるべきところは変え、コロナ禍に立ち向かっていきたいと思います。